2010 0306-07 矢岳~酉谷山~ウトウノ頭 (2)
酉谷避難小屋7:00 ~ 滝谷ノ峰8:00 ~ ウトウノ頭9:00 ~ 鈴坂ノ丸9:33 ~ 人形山9:55 ~ ブナの巨木10:06 ~ 登山口(鍾乳洞売店すぐ上)10:42
前の晩は食事の後にストレッチとマッサージを筋肉に施した後に8時に就寝。12時ころにまず目が覚めて寝直して次に4時くらいに目が覚め、再び寝直して結局6時に起床。起きてやけに静かだなと思ったら、雪が降っていた。
小屋周りで積雪が2cm程度だったが、上記写真の通りにアイゼンを装着。結果的にはほとんどの区間で壺足で大丈夫だったが、風の通り道となってアイスバーン状になっていた一部の区間では装着していないと危険だったし、なによりソールから数センチの嵩を作れたことが防水機能がかなり損なわれていたシューズには大きな意味がありました。
以前に足裏に出来る雪団子に苦労したため、アメリカから取り寄せていたアンチ・スノープレートを今回初めて装着。さすが?軽量がうりのカツーラだけあって、これもカーボンフェルトのような極めて薄く軽いものです。結果的にはこれで十分に役目を果たしたのでアリといえるでしょう。
6時に起きるとテルモスに入れていたお湯、湯たんぽがわりにペットボトルに入れていたお湯を温め直します。本日の山行に携行するのが500mlと200mlのテルモスに入れた白湯と封を切っていないイロハスだけで、残りのお湯は150mlほどでコーンスープを作ると菓子パンとともに飲み、あとは歯磨きと顔洗いに使い切り。
装備をチェックし直すと、7時に小屋を出発しました。避難小屋から大ダワ尾根への分岐となる滝谷ノ峰までは長沢背稜。ほぼ高低差のない尾根の山腹の巻き道を北西に進みます。よって進行方向左側が谷、右側が山になりますが、たまに谷側に尾根が派生し、その頭の部分が絶好の幕営ポイントだったりします。また山側のピークが低くなり、風が通り抜けるポイントになると、雪が固くしまりバーン状になっていたり。
-6℃ほどの気温の中、暑くなって一枚マイクロフリースを脱いで、ウェアの構成がウーリーズ・ロングジップとモンベル腹巻、Rabのシェル、という三枚?に。身軽になってワシワシと歩くと突然体が谷側に弾き飛ばされ1mほど滑り落ちました。
???
幸いに傾斜のかなり緩いところだったのでトレイルに戻って検証すると、歩行中に右足のアイゼンのつま先が雪に隠れた木の根にひっかかり、踵が左側に回転して左足の靴をヒット。自分で自分に足払いをかけてしまったのでした。
以後気をつけて歩き、小屋から1時間で大ダワ尾根の頭に到着。なだらかな起伏はあるもののサッカー場くらいの広さがあり、雪のない状態も見てみたいところでした。
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