【ヘッドライト】ペツル・ミオXP
奥多摩の主要峰71.5kmを24時間以内に走破する長谷恒カップ(日本山岳耐久レース)で、2005年度、2006年度と2年連続でヘッドライトは
ペツル・ミオXPを使用しました。
***主要SPEC***
ハイアウトプットLED1個を搭載した、多目的に使用できるコンパクトヘッドランプ。
ハイアウトプットLED: - 照射距離:最大45m
- ブーストモード(20秒間、照射距離が最大 65mになります)
- 3段階の光量レべルと点滅モード
近距離を拡散光で照らすためのフィルター付
バッテリーインジケータ: - バッテリーの残量が30%、10%になった時にインジケータの色が変わります。
2ケのボタンを使用しますが、左側のメインボタンが縦型、右側のブースト用ボタンが横型で、左右の判別がしやすいため、頭に装着したまま手探りで操作することが容易です。
また左側のメインボタンのクリック感もしっかりしているため、現在どのモードにいるのかの判別が容易です。
拡散・集光の調節をするフィルターですが、これも頭に装着したまま手探りでの上げ下げが容易です。
後頭部に位置することになる電池パック(単三 X 3本)は、防水使用。電池の入れ替えも容易です。
一般的なヘッドライトの用途としての評価は★★★★★
キャンプサイトでの使用ではモードを最弱に落として、かつ拡散状態にしても必要十分な明るさです。じっくり小さい字の本を読みたい時などにモードを上げる必要があるくらいです。
夜間のフィールドでの使用でも、スピードが歩行レベルなら下から2番目のモードで十分。
夜間のフィールドで長谷恒のように走る時は、レベルを一番上にあげ、かつ集光にします。
秋の大収穫祭PETZL(ペツル) ミオXP
使用時の留意点
1:点灯しっぱなしにしない。15分程度ごとに消灯・再点灯する。
点灯続けると、もちろん電力を消費するし、回路や電球に負荷をかけ続けるので、特にリチウム電池などの時は注意。
2:登り時はモードを落とす
ハイスピードの下り時は明るい方が良いけど、登りはせいぜい早歩きなのでハイモードの必要はない。
※10/17補足
「BACKPACKER」2006/03のGEAR・GUIDEで両者が一騎打ちしていました。
要約すると
PETZL MYO XP
・an excellent balance of brightness and lightweight
・bright enough for night climbing and routefinding
・a separate boost button increases output 50percent until the bulb gets too hot - about 20 seconds - when the lamp automatically kicks back to normal
PRINCETON TEC APEX
・the brightest and most feature-rich of the AA(=単三)-battery headlamps we've seen
・all levels produced whiter, crisper light than the competition
・PrincetonTec partially solves the problem of overheating LEDs with an openback bulb housing whose metal fins desperse heat. Once the LED begins to overheat, the lamp blinks, then reverts to second-level brightness
・DOWNSIDE: it's heavy
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