神之川キャンプ場(神奈川・道志)

roadman71

2007年06月07日 20:27

日曜日に神奈川・道志の神之川キャンプ場へ行ってきました。このキャンプ場を利用するのは2回目。何れもデイキャンプです。広く・静かで・安いキャンプ場なので次回こそはオーバーナイトしたいところです。
なんせ家から遠く、往路を高速利用で2時間半(いつもの相模湖ICではなく相模湖東ICでおりて市中のスーパーで買物をした)、復路を一般道で3時間です。

今回のサイト風景はこんな感じ。とてもシンプルです。チェア2脚と焚き火テーブル、シュラフを載せたコット1台のみです。



なんでこれだけかというと、サイトに残るのは相方のみで、僕と凛と魁は山に行く、というかそのための基地としてこのキャンプ場にきたからです。



こんな格好をするのは、トレイルランニングをするため。 このキャンプ場は日本で二番目くらいに大きいトレイルランニング大会「北丹沢12時間山岳耐久レース」のコースの一部となっており、本日はその試走のためにやってきたのでした。

この大会には過去2回参加し、試走経験もあるため、勝手知ったる道、そんなつもりで凛と魁とともに山に入っていくと、凛だけでなく魁もグイグイと上っていくのが嬉しい驚きです。凛だけでなく魁にもトレイルランニング犬の素養がありそうだ!と親ばかな発想・・・



こんな写真を撮っている頃にはまだ余裕があったのですが、この鐘撞山を越え、大室山を目指す途中で神之川ヒュッテへ下る分岐が見つからずに右往左往。良く判らない分岐や巻道に迷い込んでは引き返すの連続で、途方に暮れながらようやく辿りつきました。



ここから神之川ヒュッテまでは快適な下り、凛と魁もリードを解かれ大喜びで走ります。
注1;下りでは特に走る場合はリードを繋いでいると危ない
注2;ハイキングコースとして人気がないので、とにかく人がいない



ヤッホーとばかりに凛も魁も転がる毬のように走り回ります。

そんな高原エリアを走りぬけ、林間エリアに突入。おっ、蛇がいるな、なんて写真を撮ったり。



そして、ふと気がつくと足元に凛しかいない。「魁はどこ?」と凛に聞くと、凛もあれっ?という顔をしてきょろきょろ。「魁がいな~い!」と二人といっても人と犬ですが、二人で大騒ぎです。

教育の行き届いた凛と違って、まだまだやんちゃ盛りの魁は呼んだら鬼ごっこと思ってわざと逃げるようないたずら者なので、これは拙い、とあわてて来た道を引き返します。

が前に魁を見た記憶がある場所まで戻っても、その道中に姿なし。また下ったり、また上ったり、支線に入ったり、声を枯らして魁を呼びますが、むなしく山中に響くのみ。30分以上彷徨っても人ひとり通りません。

もう駄目だ、と絶望的な気分になりキャンプ場の相方に電話しようとしたその時に、上から魁がトコトコと降りてきて、ほっと安心して腰が抜けて地面に座り込み、凛と喜んだのでした。

その後、無事に神之川ヒュッテまで降り、流れる沢に喜んで凛が飛び込みます。





迷い道騒ぎや、迷い犬騒ぎで大幅に時間をロスしたため、次のステップは諦めてキャンプ場に戻ることに。30分近く走ると眼下にキャンプ場が見えてきました。



無事にサイトに到着して、顛末を相方に報告。人間の昼食を済ませた後、キャンプ場内を流れる清流で凛が一泳ぎです。



デイキャンプ終了の5時ジャストに退出。相模湖東ICを目指したところ、出口専用というまぬけだったため、そのまま下道を走り高尾を抜けて新宿方面へ。車中では、ずっと凛の身体についたダニをとりながら、気付いたら自宅でした。

当、神之川キャンプ場は、いわゆるメジャーなトレイルランニング大会に面した数少ないキャンプ場で昼間は走り、夜は休み、翌朝はまた走り・・・と出来る貴重な場所です。ヒル・ダニが多い、と敬遠されがちな丹沢山系ですが、これからもドシドシ来たいものです。

神之川キャンプ・マス釣り場
〒220-0412 神奈川県相模原市津久井町青根3685
TEL 042-787-2116
fax 042-787-0456


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