アウトドアカタログ2008

roadman71

2008年05月30日 00:46



今話題のフィールドライフ増刊?のアウトドアカタログ2008。

正直言って不満はたくさんありますが、それでも最近イロイロ出たムック系の中では
一番ましかな。ナチュラムに集う人であれば買ってそんは無いはず。

それにしても毎度日本のアウトドア雑誌に思うことは、何故にフィールドテストをしないのか。
メーカーのプレスリリースの受け売りしか書かないのか、ということ。
平気で800FPのシュラフのとなりで650FPの最高級ダウン使用とか書いて恥ずかしくないのか、とホントに思う。

バックパックとかもとりあげるのだったら、車雑誌のトランク比較みたいに、小屋泊まりとか長期縦走とかパターン毎に装備を分けて、このバックパックはここまで入れられる、このバックパックはここまでしか入らないとかを比較させるとか、フィールドに持ち出して実際の使用感を比較させるとか何故しない?とホントに思う。

比較してもしょうがないですが、先日2008年度のエディターズチョイスを発表したバックパッカーズマガジンでは、テスターがどういうフィールドでどういう風に用いて感想を得たからそれを今年の一位にチョイスした、というのが明記されています。それが本当に一位に値するかどうかはともかく、すくなくとも指標にはなります。

財布と時間の限られた一般人には難しいのだから、専門誌には期待しているのですよ。判ってくださいな。

ちなみに2008年度のエディターズチョイスは

EDITORS' CHOICE AWARD WINNERS
REI Quarter Dome T3 Tent
Big Agnes Copper Spur UL3
GoLite Adrenaline Bags
Spot Satellite Messenger
Gregory Baltoro Backpack
Everlite EL-8 Solar Headlamp
GSI Outdoors Dualist
Rab Latok Alpine Jacket
Westcomb Specter LT Hoody
Scarpa Kailash GTX Boot
Mammut Lucido TX1
Big Agnes Cyclone SL Chair Kit
MSR HyperFlow Water Purifier
Nite Ize S-Biner

EDITORS CHOICE GREEN AWARDS
Marmot DriClime Catalyst Jacket
Mountainsmith Phoenix


EDITORS CHOICE GOLD AWARD
Marmot Ultralight Down Bags


とまあ文句ばっかいってますが、ガルヴィや気合の入ってない号のビーパルなどよりははるかに読み応えがありますよ。みただけであやうく発注しそうになってしまったのが、自転車につけるトレーラーというかキャリー。外人さんでこれを格好よく付けている人、たまにみかけますよね。


神津島の自転車バックパッキングのページではロードレーサーにこれを引いてキャンプ場に向かうシーンがあり、ぐっときてしまいました。

その後ろのカタログページに出てきたのがこちら。


BD-1でお馴染みのライズ&ミューラー社がつくるこちらは値段が跳ね上がるものの格好よさでは段違い。リアタイヤのクイックリリースにとりつけるタイプです。まあ日本の地形にはあんまり向いてないんですけどね。自転車にこの手のをつけるのって。

文句ばかりいいましたが、シェルパ斉藤さんのファミリーバックパッキングの各装備紹介は良かったですよ。


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