雪解けの丸沼、エクステラ試走 08 06/01

roadman71

2008年06月02日 17:22

僕が所属しているチーム、Happytrails のリーダー、サトヒデさんが毎年夏に行われるエクステラ・チャンピオンシップとエクステラ・スクランブル(トレイルラン)の、トレイルランコースのコース設定者なので、雪解けを待ってのコース試走、第一回目が6月1日の日曜日に行われ、車の座席が1つ空いているというので、参加させてもらいました。

同行者は、もちろんサトヒデさんと緑の半袖シャツ(ノースフェース製でオリエンテーリングチーム阿闍梨のユニフォーム?)を着たマッツー、山岳会から華麗にトレラン界に転進した紅一点のViniさん、と自分の4名です。


快適な丸沼のほとりから、まさかの雪中トレイルランニングの始まりです。日光国立公園に属する丸沼は個人所有の沼のため、商売よりも環境を優先して過剰な開発から守られています。何回来ても湖畔にテントを張りたいな~と思いつつ、それが出来ないからこそ保たれている美しさなのですね。となりの菅沼にはキャンプ場がありますが、バンガローだけでテント張は不可ですしね。


丸沼湖畔から恒例の原生林セクションを抜けて金精峠への登山道に向かいます。街道沿いの土産物屋を越えたところ。この時点ではご覧の晴天で他の3人が半袖だったのに、僕一人だけ長袖だったので、その後の暑さ対策を考えていました・・・


登山道は、進むにつれ冠雪が増え、途中からは完全に雪道。この写真などは薄い箇所でも30センチくらい。圧雪されていると良いのですが5歩に1回くらい、脛まで雪に嵌ります。


登山道が冠雪しているので途中GPSを使っても道に迷ったり。そんな苦労をしてたどり着いた金精峠。今までのレースでは下ってきた箇所ですが逆に上ってきたのが新鮮でした。
中央にあるのが、日光湯の湖、その奥が男体山です。


途中で斜面をトラバース。中央部は優に50cm以上も陥没している箇所があり、また滑落すると100m以上も斜面を落ちてしまうので、冷たくても手を雪に刺し3点確保しながら進みます。シモヤケになりそうでした・・・


アイゼン?装着してません。登りはまだ写真を撮っていられる気楽さがあったのですが、記事に登場しない下りは悲惨でした。いわゆるキックステップを多用するのですが、僕のトレランシューズはゴアテックス仕様ではないモントレイル・コンチネンタルディバイドです。つま先クンが可哀相なことに・・・


左側のまっつーは、今回回避するはずだった白根山を登ってしまいました。前日にバスクの鈴木博子さんと雨中の大菩薩峠二往復したばかりなのにタフです。今月、アメリカの50マイルレースに出場する鈴木さん、レースの最高標高が2700m級なので高度順応をかねての大菩薩練習だったとのことですが、雨中で山頂は気温5度、それでもいつものハイテンションだったそうです。さすが・・・・

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写真の3人は、今週末の赤城山トレイルランレースに出場ののち、6月18日の第一回志賀・野反トレイルランレースにも出場。というわけで、今回の25km走は調整もかねていました。

自分は今年はぜんぜん遅れているため、10月のハセツネ(日本山岳耐久レース)に向けて少しずつ調整していきます。それにしてもハセツネ、6月1日にエントリー開始して、2日の昼にネットエントリーしたら、2日の17時にクローズ。枠は2000人分あるのに!?

昨今のトレイルラン人気は凄まじいです。レースはハセツネばかりじゃないですよ、同時期の斑尾とか菅平とかの方が、遥かに走ってて気持ちいいですよ、と言っても説得力ないですが(笑)


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