沢装備 ウェアのファースト・インプレッション

roadman71

2010年09月07日 21:04

今シーズンから沢登りを始めてみて、とりあえず感じたこと気付いたことなど。まずは沢登りのウェアから。


ファイントラック(finetrack) フラッドラッシュラピットジップネック M’S


下のタイツと合わせて寸評。サポート系タイツと比べると緩く着圧は無い。その効果は期待しないこと。また思ったより薄手で着て暖かいという意味での保温的な効果は薄い。ただ通常ウェアはもとよりラッシュガードなどと比べても保水せずに沢泊において着替えることなく着乾かしをすることができた。


ファイントラック(finetrack) フラッドラッシュラピットタイツ M’S


上に同じ。腰回りにハーネスを装着するために少なくとも膝丈以上のパンツを重ねて履く必要がある。当然速乾性のもの。最初はCWXタイツを履いて入渓したけど、やはりそれらは保水してしまう。長時間入渓するならウォータースポーツ用のウェアに分があるとおもう。



ファイントラック(finetrack) フラッドラッシュアクティブスキンノースリーブ Men’s


これは好き好きですが、フラッドラッシュラピットとの相性は良いと思う。保水せずに体温をキープ出来るのはまさにウォータースポーツ用。Tシャツタイプや長袖タイプもあるけど肩周りの自由が効くノースリーブが好き。寒そうな時は同じシリーズのアームカバーを着用する。



ファイントラック(finetrack) フラッドラッシュアクティブスキンボクサーショーツ Men’s


上に同じ。黒メッシュでも可。ブリーフ形状だとどうしても”ズレ”を起こしてしまうことがあってタイツの下のサポーターにはボクサー形状を選んでいる。フラッドラッシュのパンツは驚異的に保水しないのが何よりの利点。



モンベル(montbell) サワーシューズロング


とりあえずエントリーモデルとして着用してみた。沢シューズは選択肢が少ないが(釣り用を入れると増える)、チェックポイントはこれくらい。
1:ローカットかくるぶし丈か
2:足袋状かシューズ形状か
3:ソールがフェルトかアクアステルスか
足の自由を奪われるくるぶし丈を嫌う人もいるけど、より保温効果が高いので僕は好む。足袋かシューズかだけど、最初目にしたのはモンベルかキャラバンだけで10000円以上もするわりにはトレランシューズなどに比べ石器時代みたいな沢シューズは買う気になれず足袋にした。ただしその後、秀山荘のオリジナルシューズを見て翻意。次に買うのはあれにする。
ソールは僕の行くような奥多摩・奥秩父エリアであれば苔ですべらないフェルトの圧勝だと思う。アクアステルスは北アルプスなど標高高い乾いた岩の多いエリア向きではないか?ただし生態系に影響を与えるためにアメリカではフェルトが禁止になったということで日本もそうなるかも知れない。(フェルトに地域特有の植物の種などをつけて他のエリアに運んでしまうため、とのこと)



モンベル(montbell) ウイックロン・トレッキング ストリームソックス


足袋状であれば靴下も当然。日本で出しているのはこれとハリソンくらいか。両方使っているけどモンベルのほうが分厚くて乾きも早い。



キャラバン(Caravan) 渓流グローブプロ(ペア)


これは消耗品。指が動かしやすく、手のひら部分の保護が出来て、ロープワークにも耐えうるものがいいのでしょう。ODの鳥海さんは使い古した自転車の冬用ゴアストッパーグローブなどでいいんだよ、と仰ってましたが捨ててしまってたので・・・



キャラバン(Caravan) 渓流スパッツプロ(ペア)


まだ実際に脛を打ったことはないんですが、ネオプレーン地が厚いので保温効果が高い。じゃぶじゃぶ水の中を歩く時はあったほうがいい。


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