メキシコ旅行2日目 前編
更新が遅くなりました、メキシコ旅行2日目です。
1日目はなんだかんだと就寝が3時過ぎ。でも予定通りに5時前起床です。(日本→メキシコは東向きなので行っている時点で時差ボケが発生するのです。ちなみにヨーロッパは西向きなので日本帰国後に時差ボケ発生)
で一応5時にモーニングコールをお願いしていたので、それを待ったのですが、5分待っても鳴らずに諦めて出発。目指すは眼下に広がるチャプルテペック公園内のランニングです。
外に出てみました。気温は12℃ほど。風があるので結構寒いです。機能性Tシャツにパタゴニアのヴェロシティジャケットを羽織り、下はGⅡをフルレングスで履いてみましたが、ちょうどいい感じ。短パンにせず、正解でした。
で、サマータイムで1時間進めているということもあり、写真の通り5時ではまだ真っ暗。人も車も疎らで結構緊張します。肝心のチャプルテペック公園は5時開場のはずですが、ナカナカ空いている門が見つかりません・・・
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なんとか空いている門を見つけて入場できたのが、5時20分。15分も周りを走ってしまいました。
で入場一号かと思いきや、既にランナーが1名、チャリダーが2名いるではないですか。負けました・・・でも真っ暗の明かりもない森の中を走らなければならないのか!? ヘッドライトを日本から持ってくれば良かった・・・という最初の思いとは裏腹に、ランナー&チャリダー用に舗装された幅の広い周遊路が用意されていました。一周2kmくらいはあるでしょうか。
走っていると、こんな列車が寂しく停まっていたりしました。そんなこんなで6時50分くらいまで、体感で焼く15kmほど走ってホテルに戻ることに。ようやく空が明るくなろうとしてきました。
それにしても左足がかなり重いです。昨日のジョギングでも感じましたがエコノミークラス症候群の傾向がありながら、よくマッサージ・ストレッチもせずにいきなり高地で運動をしたせいでしょうか。反省です。
39階の部屋まで上がり、シャワーを浴び、朝食のビュッフェまで降りていく途中にみた、朝焼けとUFO?
窓ガラスに反射する廊下の明かりでした。
朝食後に約1時間のホテル内見学ツアー(その1)を終え、バスで向かったのがメキシコシティから北に約50kmにあるティオティワカン遺跡。紀元350~650年に最盛期を迎えたティオティワカンは人口20万を超え、遺跡自体の大きさは写真の範囲外にも大きく広がるものです(同時期のヨーロッパで2万人を超える都市はコンスタンチノープルだけ、それもテオドシウス帝以前は小都市に過ぎないです)
この写真に見えるは
月のピラミッド、この遺跡内では2番目の大きさの建造物(底辺150x130m、高さ42m)、宗教儀礼の中心的存在です。アステカ民族の伝説では、自分達の体を犠牲にして人間と植物を創造したアステカの神々が次に太陽を作り出そうとし、2人の神を候補とし修行させた。苦しい修行をする2人のために他の神々はピラミッドを立ててあげたのだが、ついに火の中に飛び込み太陽となる日に、1人はすぐに飛び込んだものの、もう1人は躊躇してからようやく飛び込んだ。暗闇の中で神たちは太陽が昇るのを待っていたが、最初の太陽が東から昇ってきたものの、次の太陽も待った挙句に同じ東から昇ってきてしまった。これに困った神々が「火の中に直ぐに飛び込まないのはけしからん」ということでウサギを投げつけたところ、太陽の光は薄れ表面にウサギ形のあざが残り、今でいう月となった・・・・端折りましたが伝説です。
サリーちゃんのパパのように髪が逆立ってますが、セットしたわけじゃ有りません。風が強いのです。手が指し示しているのが、
太陽のピラミッド。
底辺225x225m、高さが65m、世界でも3番目の建造物です。ほとんど北斗の拳のサウザーの世界です。僕の身体で隠れているのが、通称
死者の道です。この道も語れば長いです。
さあ、太陽のピラミッドに登りましょう。
本日は日曜とあって人出が多すぎるのか、こちらでも珍しい入場制限。人が上ってるのを恨めしそうに眺めます。
おかげで昇る許可が出た時には、嬉しくて走って昇っちゃいましたよ。もちろん前の人に迷惑かけないように端っこを。だいぶ上の方に行くと同じように走って昇っている人が居て、同着した時に、
「スペイン語話せるか(ハァハァ)?」
「いや無理、英語にしてくれ(ゼィゼィ)」
「そうか、お前はなかなかのスポーツマンだ(ハァハァ)」
「あんたもだよ(ゼィゼィ)」
なんて、ささやかな民間交流をしたり。
そんな山頂で見かけた一番の美女がフランス語を喋ってた彼女。左となりの彼氏と上がってきたのですが、サンダル姿でいかにもタルそう。興奮している彼と違ってかなりクールでした。それにしても写真の小ささが自分の小心さの表れ。今回痛感したのが、せめて
「あなたのバラのように鮮やかな笑顔を写真に収めて良いですか?」とか
「きみのその素敵な微笑みを僕のカメラで残して良いかい?」などの簡単なスペイン語を暗記してよけばよかったのに、ということ。
まあ海外に幾たびに思うのですが(笑)
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