一日目、ダイジェスト
駒込発 6:36 山手線
池袋着 6:43
池袋発 6:50 西武特急ちちぶ
西武秩父着 8:13
~徒歩移動~
お花畑発 8:24 秩父鉄道
白久 8:42
車内から見る武甲山。久しく登っていません。
昭和の香り漂う白久駅。無人で通りすぎようとしたら、骸骨みたいな駅員が引き戸を開けて切符を要求。
白久駅~登山口とりつき間 所要21分45秒 (コースタイム30分)
登山口~熊倉山頂 (谷津川林道コース) 所要2時間59分4秒 (コースタイム3時間)
休憩6分
熊倉山頂~小黒 所要2時間43分14秒
小黒~酉谷山山頂 所要40分45秒 (熊倉からの累計3時間23分59秒、コースタイム3時間)
酉谷山山頂~酉谷山避難小屋 所要24分50秒
合計行動時間:7時間15分55秒
獲得標高:1855m
行動食
バランスアップ クリーム玄米ブラン いちご味1袋
フルーツケーキ 1切れ
水300ml、お茶150ml
熊倉山登山道に入ってすぐ、営林関係者と思われるトレースが消えてから、その後は山頂まで鹿のトレースのみ。城山コース同様にうんざりする登りもあるが、こちらのコースの方が楽しめる。山頂真下に幕営適地あり。
登り始めて間もない地点、でも鹿のトレースのみ
秩父の町を振り返る
朽ち果てた営林小屋跡
コースが北側に入り陰となると、ひたすら雪・雪・雪。
熊倉山頂直下の幕営適地
山頂で城山コースから酉谷山に向けてトレース発見。おそらく今日のものと思われ、こんなコースを歩く人間が他にもいるのか、と驚く。なお山頂での休憩時間は休憩というよりブログ記事を投稿しようとして苦戦した時間。
酉谷山に向けては結構快適な道。始めのうちは何故これが破線なのか、疑問。10mくらいのアップダウンがある小さなピークがつぎつぎとあるが、笑顔でこなせる範囲。途中、スキップしたくなる並木道や幕営したくなる広場もある。
が小黒に近づき、ヤマケイ地図でも不明瞭とかかれている部分で先行者のトレースが突然消え、今まであったピンクや赤のテープも消える。しばらく彷徨い、なんとかルートに復帰。この辺は熊の痕跡が多く、冬でも活動しているのか、おっかなびっくり進む。
小黒北面の斜面は雪の量が半端ではなく腰くらいまである。アイゼンだけなのでつぼ足行動だが、コレだけ斜面があり、また雪下の地面も相当な不整地の用で難儀な歩行を強いられる。カンジキかワカンが欲しいと思った区間。
なんとか小黒山頂着(実は地図を見直すまで酉谷山山頂だと思っていた)、そこから下り登り返す。
酉谷山山頂に到着した時には、午後3時を過ぎ、陽も落ちかけ寒さが増している。性も根も尽き果て、なんとか下山。よれよれで避難小屋に鳥さんがいないかと覗くが、いない。男性4人が先着。動く元気がなく僕のスペースを作ってもらい、今日はここに投宿することにする。
(続き)
先着のうち3人組が雲取避難小屋からの縦走組。そして単独者が例の熊倉山からの先行者でした。話を聞くと、秩父鉄道沿いの道の駅に車をデポしてその近くから取り付き、三角点を攻めてから熊倉山の城山コースに入り、昨晩は熊倉山の下で幕営していたとのこと。つっこんで話をすると秩父のあちらこちらにいかれていてマニアックな方でした。
そうこうするうちに東日原から天祖山経由で来た単独者が到着。計6名で満員御礼。各人がマットを敷くとびっしりです。まだ午後4時ですが、夕食の始まり。両側で轟々とガスバーナーが火を放つ中で侘しくトランギア・アルコールストーブに着火。
今晩の献立は、最初に
お湯を沸かし、沸きかけでトック(韓国もち)を投入。これは茹で易く、煮崩れしないので便利です。沸いたところでフリーズドライの卵スープを溶かして完成。とりあえず温かい物でエネルギーを補給。
その後、焼酎をちびりちびりやりながら、お湯を沸かし、ミニサイズのチキンラーメンを投入し酒のつまみに。それが食べ終わった後、水を追加して沸かし、フリーズドライの五目炊き込みご飯とフリーズドライの豚汁を作成。
だいぶ暖かくなってきたので、焼酎お湯割りでなく、シャーベット状になった水を投入して水割りにしながら夕食を頂きます。
陽は既に5時前に落ち、各人の夕食も6時前には終わったところで各組毎にバタバタと就寝。夜中の12時に一度目が覚めましたが寝なおして5時起床。実に11時間睡眠がとれ、昨晩のストレッチ不足も何のその。すっきりとした朝が迎えられたのでした。