二日目のダイジェスト
酉谷山避難小屋~七跳山 所要43分44秒(コースタイム50分)
石尾根方面を望む。
朝食は、お湯を沸かして、またしてもトック(韓国もち)を投入したフリーズドライの鮭かゆ。残ったトックを景気よく全部入れる。それを食べている間にお湯を沸かし、粉末のチャイ2袋分をテルモスに投入。本日の行動用とする。
きれいに片付けると各人のペースで6時半ごろに出発。僕は平坦な縦走路を走って七跳山を目指す。
七跳山の前後でよく登場する木段。
陽のあたらないこんなルートでは、大体-8℃くらい。
七跳山~一杯水避難小屋 所要1時間29分29秒(コースタイム1時間10分)
七跳山の東鞍部に到着すると、荷物を背負ったままトレースのない山頂へ。途中明らかに鹿どころではない大きさの謎の足跡などを辿りながら七跳山山頂へ。段々怖くなり「森のくまさん」などを歌いながら、年末のコースを辿ります。
ピークの尾根上にバックをおろし(上手く藪をつかい着雪せず)、前回下りた斜面を下ります。
こんな広い斜面のどこを探せばよいと言うのか。
結局見つけることが出来ずに徒労に終わりながら、七跳山を下山する。
陽が出てくると気分が高揚する。-5℃くらい。
ちなみにウェアリングは、ベースにファイントラックのフラッドラッシュ・スキンメッシュ半袖、上にパタゴニアのキャプリーンMW。その上にレインシャドー・ジャケットの3枚。これで十分。下半身はノースフェイスのボクサーの上にユニクロのヒートテック・タイツとファイントラックのストームゴージュ・アルパインパンツでしたが、これは二日間を通じてオーバースペック。ミッドにはパタゴニアのキャプリーン2くらいの通気性の優れたタイツの方がベターだと思う。
休憩5分44秒
一杯水避難小屋。つららができていた
中は綺麗に片付けられていた
一杯水避難小屋~蕎麦粒山 所要60分39秒(コースタイム1時間20分)
一杯水の小屋から蕎麦粒山方面に数分歩いたところにある水場。完全に枯渇。
蕎麦粒山下に到達すると、山と高原50000分の1地図にも記されている巻道が積雪でノートレースになっていた。人柱になる案は思い浮かばず、すなおに登頂。
山頂につくと一人の青年が先着していた。昨夜は川乗山山頂でテント泊したとのこと。写真を一枚撮ってもらう。
蕎麦粒山~日向沢の峰 所要43分44秒(コースタイム40分)
蕎麦粒山山頂からは防火帯がスキー場のゲレンデのように伸びている。下りきると登り返しの小ピークがあり、その先にツインピークな川乗山が見える。
尾根上の鞍部、雪が吹き溜まりやすいところ。膝下くらいまである。
一杯水避難小屋から4.9km。蕎麦粒山からなら1.7km。
踊平へは1km。川苔山(川乗山)へは3km。 日向沢の峰、南峰近くの地点。
日向沢の峰~踊平 所要26分27秒(コースタイム20分)
日向沢の峰からの蕎麦粒山巻道。こちら側も人間のトレースがない。
日向沢の峰からの眺望。
踊平に向けて。だいぶ雪が減ってきた。
川乗山と歩く予定の手前の尾根がよく見渡せる。
踊平~曲ヶ谷北峰 所要44分02秒(コースタイム50分)
踊平の標識。平坦で雪がない。
3頭の鹿がこっちをみているところ。僕が通り過ぎるまで、ず~っとこちらを見ていた。皆まるまると太り、もし突進してきたら僕は尾根から簡単に転落してしまうだろう、なんてびびりながら歩く。
曲ヶ谷北峰~鳩ノ巣駅 所要1時間35分56秒(コースタイム2時間)
曲ヶ谷北峰の分岐?いまいち自信なし。ここから川乗山をまくまでノートレースを歩く。あるのは鹿のトレースのみでした。
この辺もかなりうら寂しい。
鳩ノ巣駅からの直登で川乗山の登山口分岐を過ぎたあたりから、日帰りハイカーやどこかからの縦走者をみかけるようになる。この登山口を過ぎてからは、かなり歩きやすくなり、下りということもあって基本的に全走り。標高1000mを切ってからアイゼンを外す。