2009 9/19-21 甲斐駒ケ岳・鳳凰三山 1日目

roadman71

2009年09月22日 18:53



2009 9/19 (day 1)
駒込05:19⇒新宿05:35/05:38⇒八王子06:26/06:35⇒韮崎08:28/08:55⇒(甲斐駒ケ岳周遊バス)
⇒竹宇神社10:00/10:10⇒横手白須分岐付近11:32⇒刃利天狗13:20⇒七丈小屋14:46

コースタイム:6時間40分
所要タイム:4時間37分
獲得標高:1705m
平均気温:23℃
平均速度:2.9km/h
歩行距離:8.6km




竹宇駒ケ岳神社の奥左手にあるこの吊橋を越えると、日本三大急登の一つといわれる黒戸尾根の登山口です。もっとも本日は770mから2375m(テン場)までの標高差1605m(ポラール計測で獲得標高1705m)



最初の急登、12曲りを登っていきます。言われてるほど急じゃない?



熊笹の生い茂る笹の平ら。横手登山口との合流あたり。



前屏風の頭から刃渡り。ここでキレイな山ガールと元登山部っぽいカップルと地元のハイカーおじさんと会う。地元のおじさんに畑をサルや猪にやられる話などを聞く。カップルはザックのサイドに挿したロングのフランスパンが美味しそうだった。



この後から梯子がたくさん登場。



2049m地点の刀利天狗。



このへんのトレイルは大好きな感じ。




五合目小屋跡地。今はなにもありません。七丈小屋にたどり着けない場合ここでビバークですな。



屏風岩。右脇の急な梯子から短パン姿の小出監督みたいなおっさんが高速で降りてきました。



格好いい木の橋。



ようやく七丈小屋(第一)に到着。小屋の中の一番奥に小屋番さんの部屋有り。ノックして出てきてもらい、テント代600円とビール(ロング缶のみ)700円を払う。小屋脇を通り過ぎると小屋番さん部屋の勝手口にニャンコが。



第一小屋(無料の水場あり)を通り過ぎ、登山道を直進、避難小屋となっている第二小屋を更に進み、ようやくテン場に到着。すでに満杯で自分の場所だけ確保。ここからは鳳凰三山が良く見えます。



まずはビールとラーメンで一息。



おっと、こんなウルトラライトさんが(勝手に撮ってごめんなさい)



テン場はさらに上にひとつあり、水場とトイレから遠いことを除けば環境はこっちのほうがよかったり。



夕陽にそまる鳳凰三山。



毎度とっちらかってる幕内。

***

実は黒戸尾根の存在を知ったのも最近。ということで特に思い入れがなかったのです。すいません。深田100名山ファンの皆様。この登り口を選んだのは、公共交通機関を利用してなるべく早くなるべく安く辿り着けて、またなるべく長い距離を歩けるルートを選んだ結果でした。

実際歩いて見た印象は、そんなにきついトレイルではない、というもの。刃渡りまでに限って言えば、ハセツネのコースのスタートから三頭山までを縮めた感じ。そこから先はアスレチック要素が入ってきて面白くなります。30km以上のトレイルランレースに出ている人なら日帰りで山頂ピストンが十分に可能でしょう。往路4時間、復路3時間みれば余裕か。車で簡単にアクセス出来る人なら、駐車場は無料だし温泉はいくつもあるし、良いトレーニングコースといえそうです。

七丈小屋は、小屋は避難小屋が立派になったもの。小屋前の水場は無料でいくらでも。トイレは水洗。宿泊者以外は協力金100円。テン場は600円、小屋からびっくりするくらい離れてます。

そのテン場で隣り合った人たちと仲良くしましたが、35歳にして百名山クリアしたAさんと同僚のBさん。ジャンダルムの事故の時も数日前に通過したとのこと。翌日のご来光も一緒でしたが楽しく過ごさせていただきました。

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