BD / ハイライト ファーストインプレッション

roadman71

2011年01月12日 21:09

思えば、ここに辿り着くまでにどれだけの回り道と無駄なお金を費やしてきたのだろう・・・


和名倉山二瀬尾根、1800m地点にて

ハイクを初めて数年、ようやく自立式シェルターを購入しました。
ブラックダイアモンドのハイライトです。

ハイライト
[BD80040] ¥45,150

メインのクロスポール2本とサブ1本のレイアウトにより、高い耐風性を持たせた1~2人用シェルター。
・シングルドアの1~2人用シェルター、ナノシールド採用
・耐風性に優れる2&ハーフポール構造
・内部にポールを通すインターナル方式(DACフェザーライト)
・メッシュベンチレーターをドアと後部壁に装備

就寝人数 1~2人(4シーズン)
総重量 1.42kg(テント+ポール=1.26kg)
サイズ 奥行き=127cm(長辺)/107cm(短辺)
幅=208cm
高さ=102cm
フロア面積 2.5平方m+1.2平方m(別売前室)
収納サイズ 15×23cm
素 材 キャノピー=ナノシールド
フロア=30Dシルナイロン



おそらく日本で最も優良な代理店様であるロストアローさん取り扱いのブラックダイアモンドであっても昨今の円高差益パワーにはかなわず、campsaverからの取り寄せとなりました。もう一点、Rabのゲイターも同梱で発注しましたが、あちらは軽いので送料をこちらにまるまる載せて計算すると

$295.96 + Shipping & Handling $43.50 = $339.46
クレジットカード決済レートが@84.8615で、関税が\1700なので
339.46x84.8615+1700=30500

日本での定価45150の約33%引きの計算になります。これが英国のショップなら送料も安ければ関税も取られないんだけどな・・・とは欲張りな話し。


こちら全体像


頭の脇に調理関係をまとめて


足元の脇にバックパックその他をまとめて

ちなみにシュラフの上の銀色の幕はスペース暖シート。弊社ヨメやヨメご両親に大絶賛(ただし室内で)のこのシート、前回の避難小屋に続いてついに幕営デビューさせました。今回はシュラフカバーの上にカバーのようにして巻いてみる、という方法だったのですが・・・

結果は惨敗でした。結露した内側がパリパリに凍りつきました。シュラフも結構結露し、ブリーズドライテックシュラフカバーはほとんど結露せず、という状況でした。

このシートはおそらくシュラフ内で身体を巻くようにしてVBL的に使うのが一番良い使い方だと思います。そうなるとダブルサイズでは大きすぎ、シングルサイズが適当でしょう。

さて幕の結露はどうだったかというと、


幕自体の結露はほとんど認められず(ぼやけててすみません)


ただしポールが少し凍りついていました

使用環境としては、室内で-10℃くらい、おそらく室外は-15℃くらいでしょう。天気は晴れで降雪は認められず。夕食の調理時は左右のメッシュ窓を開けて、就寝時に閉めました。


メッシュ窓から見る朝陽がこんな感じ。


ドア自体をフルオープンにして雲取の稜線から上がる日の出を楽しむのがこんな感じ。


設営方法は4隅をペグダウンして、サブポールを通した後、メインポール2本を、それぞれ4箇所のマジックテープで出来たループを通して両端のハトメに嵌めるだけ。これが結構テンションいるんですけどね。午後4時過ぎ、ぶっつけ本番で寒い中ふうふう言って設営しました。


天井のえろい曲線を見つめる。ナノシールドの緑色も外から見るより落ち着いていて気にならず。


以下は帰宅後の室内での写真


サーマレストのプロライト3womenモデルと調理台を置いてみました。


寝そべってみました。


仏頂面してみました 高さを見せるために胡座をかいてみました(身長169cmです)


庇の張り出し具合その1


庇の張り出し具合その2


ほとんど結露してませんでしたが、布団乾燥機であっという間に乾きます。

とまあ、取り敢えずファーストインプレッション。床なしシェルターのお手軽さも捨てがたいですが、雪山では床有り+自立式の快適さも有り難く、重さと天秤にかけて使い分けていこうと思ってます。

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