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2011年10月31日

2011 1029-30 矢岳~酉谷山~熊倉山

駒込駅9:11-池袋駅9:22/9:30-西武秩父駅10:48/御花畑駅11:11-武州中川駅11:22

10/29(土)
武州中川駅11:36-千手観音11:48-登山口12:04-(大反山は巻き)-篠戸山13:45-矢岳15:10-赤岩の頭-野営地16:30

10/30(日)
起床6:00/スタート7:00-牛首7:36-長沢背稜分岐8:00-酉谷山避難小屋8:15/8:25-酉谷山山頂8:40-大血川下降点分岐9:18-宗屋敷尾根分岐10:22-熊倉山山頂10:44-笹平11:08-三又11:39-林道終点11:55-林道起点12:06-日野12:37-大滝温泉12:58
10/29(土)

週末に入川渓谷の北側の破線も無い尾根を歩くつもりが、パッキングをすませ6:37の電車に乗ればいい状態で寝たのに目覚めたら6:40だったため、途方に暮れて二度寝。犬に起こされ散歩に出ると、雲ひとつ無い晴天に天気予報を見直すと日曜の予報も曇のち雨から曇りに好転している!

ということで帰宅したら起きていたヨメに笑われながらも別の山行プランを考え、急遽矢岳に行くことにした。登山口の秩父鉄道武州中川駅につくのは11:22となるので、土曜のうちには矢岳の先に進んでも長沢背稜には届かない。日曜のルートは夜に考えようということで、地図ファイルから矢岳を中心としたA3サイズの地形図コピーを引っ張り出して入れ替えて、山と高原地図も奥武蔵と奥多摩に入れ替えて、急いで家を飛び出した。

池袋駅に着でダッシュで西武線改札へ。案の定この時期の特急は大混雑で滑り込みで切符を買えた。残った時間で朝昼兼用の弁当とパンと飲み物を買って乗車。麦ドリンクでご機嫌になりながら秩父へ。「あの花」でいろづく仲見世通りを通過して秩父鉄道御花畑駅に。ホームの水道で水を詰めたいのだが、時間まで改札を開けてくれない。長瀞方面の電車用に改札オープンと同時に入場し水を確保。今回は1.5L+0.5L+0.5Lで2.5Lの水を携行する。

武州中川駅に到着後、場外にあるトイレで身支度を整える。今回の服装は
上半身:
ファイントラック: フラッドラッシュメッシュスキンノースリーブ
Rab: Baseline Hoodies (パタR1によく似たパワーストレッチのフーディー)
Patagonia: Velocity Jacket (ウィンドジャケット)
OutdoorResearch: Hellium Jacket (雨具)
Rab: MeCo 120 Long Sleeved Tee (着替え用ウール混ロングT)
下半身:
モンベル:ジオラインメッシュトランクス
ワコール: CW-X
ファイントラック:ストームゴージュアルパインパンツ
だったのだが、暑すぎて、上半身をFTのフラッドラッシュスキンメッシュアクティブ+RabのロングTに着替える。

そんなことをやっていて11:36に駅をスタート。いつものように最短ルートでない道を通ってしまい千手観音を通過。山行の安全を祈願した後、すぐ東にある道を南に進み、しばらく木々の間の道を歩き、登山口の看板前へ。


千手観音


登山口の看板。矢岳の登山口というより前衛山である大反山・若御子山の入り口。山と高原地図ではよく分からないので、こちらを参考にして下さい。


以前の2回の登山では歩かなかった大反山の巻き道。送電線の巡視網と交錯してますので、よくルートを確認しながら。


秩父湖に向いた面が伐採されている篠戸山。この辺りでは左手に武甲山~小持山~大持山の尾根がよく見えます。


15:10 矢岳山頂。5分ほど休憩して先を急ぎます。ここからは


16時を過ぎたあたりから、日の光が夕日となってきたので野営ポイントを探しながら歩く。赤岩の頭を越え、いくつかの候補地を越えて尾根と尾根の間に適当なコルがあった場所に鹿の寝床跡をみつけ、今夜の宿とする。

ゲートウッドケープも持ってきていたが、今日の天候なら幕はいらないだろうと、ビヴィでの星空泊とする。実際に星が良く見えたので夜中に目が覚めては星空観察を楽しんでいた。一応6時過ぎに就寝。

10/30(日)


なんと目覚めたら朝の6時だった。ほどなく始まる長沢背稜越しの日の出を楽しんだ後、お湯を沸かし昨日残したアルファ米でお茶漬けを食べ撤収が終わったのは7時。今日のルートは、
①酉谷山を越えタワ尾根を下る。
②長沢背稜に合流してすぐ東側から始まる石楠花尾根をくだり小川谷の適当なところに降りる
③長沢山・大平山から末端のバラモ尾根で秩父湖に降りる
④酉谷山~熊倉山で聖尾根を降りる。
この4つでなやんだが、2.5L持ってきたうちの2L近くを消費してしまい、③は自動的に却下。②もしっくりこなくて却下。①と④で悩みつつ水場のある酉谷山避難小屋を目指すことにした。


昨日の雲ひとつない天候から一転、尾根左右の足元に雲海が広がっている。


8:00 長沢背稜に到着。ここからは非常に歩きやすい道を小屋まで。


8:15 酉谷山避難小屋。小屋前から奥多摩側の雲海を撮る。


小屋は相変わらず綺麗。小屋の中のノートを見てタワ尾根と繋げる人が多かったので、タワ尾根案は却下。熊倉山を目指すことにする。この3山のラウンド山行は今まで何度も検討していたのに実現しなかったもの。ひょんなことから実現。ただ歩くのではつまらないので下山に難路の聖尾根を行くこととする。


小屋前の水場はこんな水量。1.5Lほど汲む。


8:40 酉谷山山頂に登り、北側斜面を小黒に向けて下る。


9:18 大血川下降点分岐。非常に分かりやすいルートサインがある。


平たく広がった尾根ではスズタケが分布。また高度が下がるごとにガスが深まっていく。


杉と石楠花が極端な場所。


熊倉山が近づくと岩稜帯が増える。


10:22 宗屋敷尾根分岐。トラロープを越えると宗屋敷尾根。最初はかなり急峻な泥の斜面です。


10:44 熊倉山山頂。このあたりで完全な雨となる。ガスもあり気温も下がっていたので、聖尾根は断念。勝手知ったる日野コースを下り温泉に入るプランに変更する。


11:08 笹平


11:39 三又。来年の夏はこの寺澤川を水源まで沢登りしてみたいと思う。


11:55 伸長した林道がここまできてるので、水線通しのルートは続いているものの林道に上がる。


12:06 ここが一般道と林道の分岐。ここから一般道を10分ほど下ると日野コース終点に直結する林道分岐にぶつかる。


12:37 登山口の水車前を通過し、日野の町に降りる。


12:58 大滝温泉白雲荘。すぐそばに秘湯を守る会会員の鳩の湯もあるのだが、そちらは死相がでていて休館中だった。こちらは日帰り入浴800円。建物外見の割には日帰り入浴施設は貧弱で暗く、800円は高いと思った。

入浴後、すぐそばの道の駅大滝を通って武州日野駅に駆け込み、秩父鉄道、西武線、中央線と乗継ぎ、久しぶりの三鷹ハイカーズデポへ。今日は土屋さんはおやすみで長谷川さんが店番。奥多摩がえりのジャッキーさんとイシズッカさんがいたのでRab談義など1時間ほど参加して退店したのでした。





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この記事へのコメント
こんばんは。

武州中川駅~矢岳~酉谷小屋、歩いてきましたよ!

武州中川駅~登山口~大反山の巻き道等、地形図はあるものの机上学習をせずにroadman71さんのヤマレコ「秩父バリルート入門編 矢岳~酉谷山~熊倉山」のコピー持参でスムーズに主稜線に取り付けました、ありがとうございます。

野営地は牛首手前で長沢背稜まで1時間の地点で同じ場所だったようです^^

ヤマレコレポートは正月休み中に仕上げる予定です。 (たぶん/笑)
Posted by kuririn at 2011年12月31日 00:39
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