2011年09月29日
2011 0910-11 谷川岳主脈
より大きな地図で 谷川岳、中ゴー尾根、主脈、万太郎山 を表示
昨年末、皆で谷川岳肩の小屋から眺めた主脈。冬の間に歩きたいと思ってたけどいつの間にか秋が来た。紅葉にはまだ早い時期だけど、あの稜線を歩いてみたい、そして雪山であるくための下見もしたい、ということで、谷川岳主脈を歩いてきた。
ルートは悩んだけど、天神尾根も西黒尾根も歩いているので、土樽駅から茂倉新道を歩いて茂倉岳から入るか、あるいは水上駅から中ゴー尾根を歩いて入るか。茂倉新道コースは時間がカツカツだったのと馬蹄形コースと重複することもあり、今回は中ゴー尾根を選択。
アクセスは下記の通り
駒込6:11 - 上野6:20 山手線
上野6:38 - 上毛高原7:53 新幹線たにがわ401号
上毛高原8:00 - 水上8:23 関越交通バス
水上8:30 - 谷川温泉湯テルメ谷川8:40 タクシー
1日目
谷川温泉8:40~二俣10:13~(ナカゴー尾根)~主脈尾根分岐14:40~オジカ沢ノ頭15:34~大障子避難小屋(泊)
タクシーで温泉のさらに奥のぎりぎりの東大寮の先の駐車場まで入ってもらう。1000円を超えた。考えてみれば温泉のところで降ろしてもらえば自販機で飲み物買えたのに気をきかせてくれた運ちゃんのおかげでそれがなくなったのだった。
このコースはしばらく沢沿いを歩く。山ビルがいるらしく遊歩道入口にこんな警告があった。
中ゴー尾根に入る二俣まではこんな感じ。山と高原地図ではルートが分かりにくいと書いてあるがそんなことはない。
沢に出る。山と高原地図では左岸を高巻くと書いてあるがこんな感じ。要所要所に黄色いペイントがある。水線すぐ近くを歩くが、ほとんど水にはいることは無い。
沢から見えた。あの高き主脈まで行くのかと気が遠くなる。
そして二俣に到着10:13。熊沢穴避難小屋に出るいわお新道への分岐があり、もう少し進むと、ヒツゴー沢を超え、中ゴー尾根に入る。このヒツゴー沢が最後の水場なので補給を忘れないように。ただし普通の本流なので気になる人は途中にあった支流から水を取ったほうがいいかも。
中ゴー尾根に入ると、最初が急登で一気に標高稼ぐ。またこの区間は樹林帯が多い。たまに切れると右側にヒツゴー沢が眼下に見え、いわお新道のある尾根筋が見える。
やがて左手にオジカ沢と幕岩尾根、幕岩も見えてくる。
そのうちに樹林帯を抜け、気持ち良いトレイルに。
歩いてきたトレイルを振り返る
谷川岳に向かって広がる山肌を見る。ヒツゴー沢の沢登りとかこういうところを詰め上がっていくはず。これも天国の詰めって言うんだろうな。先週末の谷川岳で見かけたヒツゴー沢から来た集団みんないい顔してたもんな。
再び前を見る。主脈はいよいよ目の前だ。ひとり万太郎山側から谷川岳に向かって歩いている人が見えて、間に合えば話をできるかなと思ったが、こちらが遅くて間に合わなかった。またこの手前から俄然ガスが出てきて、今までの晴天はどこに?という気配になってきた。
14:40 主脈縦走路分岐に到着。二俣からのCTが4時間なのに4時間27分もかかっている。またそもそもこのCTもこの分岐までかあるいは谷川岳までなのかよくわからず、もし谷川岳までなら更に時間がかかっていることになる。
すぱーっと主脈を一望しながら歩けることを期待していたのだが、ご覧のとおり。(あとで避難小屋で一緒になった人に聞くと、1時くらいに小屋についた彼らは良い景色の中を歩けたとのこと)。僕はひたすらガスの中。
15:33 オジカ沢ノ頭に到着。
オジカ沢ノ頭から下ってすぐの避難小屋。小さい小屋で恐らく一人だと推測されるけど中でゴソゴソする音が聞こえてマンツーマンは辛いだろうなと思うのと、あと水が残り1L強なので、水場もあって50分先にある大障子避難小屋を予定通り目指す。
ガスがやがて完全な雨となりつつあるなか、ゲートウッドケープを被りてくてく進み、ようやく大障子避難小屋に到着。下記はちなみに翌朝の写真。
小屋には先着で3名のグループと1名のソロハイカーがいた。自分の分のスペースも作ってもらい、濡れたものを脱いで干し、マットを広げて食事の準備などを始める。小屋紹介の写真では窓などなかったので採光はどうするのかと思っていたが、ドアのパネル下部が光が入るようになっていて、完全な真っ暗とはならないようだった。ただし、この素材故か一晩中強風に晒された小屋はひたすらガタガタと煩かった。
夕飯を食べ、皆めいめいに酒など飲みながら翌日5時起きの話などをして7時前に就寝(確か)
二日目
続く
Posted by roadman71 at 19:42│Comments(0)
│【山歩き】【谷川岳】
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