2015年05月04日
2015 05/02-03 南八ヶ岳 編笠山~権現岳~赤岳

もうブログなんて必要ないと思ってたけど、昨年のGWはどうしたっけなとか備忘録として有効ということが良く分かったので、ちょこっと書いておく。
今年のGWは上越のしゃくなげ湖から丹後山~大水上山~平ヶ岳~至仏山~湯の小屋と3泊4日の縦走予定だったのが先週いきなり5/4に出勤を言い渡され、失意の内に急遽5/2-3の八ヶ岳に変更。しかも5/1に帰宅して晩酌後にそのまま寝てしまい、5/2の朝起きてからパッキングする始末。
8時のあずさ2号に合わせて新宿駅にいくと、自由席の乗車口は大行列なのに向かいのホームにくる8時2分発の臨時のあずさ82号には誰も並んでない。そちらに並んで難なく後ろに荷物がおける最後尾の席をゲット。8時2分発、10時11分に小淵沢駅着。相乗り出来そうな人がいなかったので、1人でタクシーに乗車、20分強で観音平に到着、3340円。タクシーに乗るのは登山客が多いと運ちゃんの談話で、その通り、観音平帰りと思われる空車のタクシーと沢山すれ違う。
観音平-雲海-押手川-編笠山-青年小屋-権現岳-キレット小屋(テント泊)
キレット小屋-赤岳-展望山荘-行者小屋-(南沢)-ゲート-美濃戸口
赤岳から阿弥陀岳に行こうと思ったけど、山頂で水残量が150mlくらいだったので断念。以下備忘録。
水場
押手川:水はあるけど取水する気にならず。浄水器があって、困窮してたら飲む
青年小屋:歩いて5分。水量は十分
キレット小屋:歩いて5分。水量はチョロチョロ。踏跡間違いが多い。上に上がらず下に注意して。今の時期はアイゼン必須
行者小屋:小屋の目の前。大量
テン場
青年小屋:2時前に到着。その時点で10張り強か。広くて平なので公称の30張りは余裕。後から来ても困らなそう。
キレット小屋:5時40分に到着。先行5張り。あと5張りくらい張れるが傾いてる。水平場所は早い者勝ち。非自立テントには難しい場所が残る。
行者小屋:朝10時に到着、昨日から張ってるであろうテント多数。広さは十分だが到着遅くなると傾いてると思う。
ルート
観音平~押手川:南斜面ということもあり雪・氷皆無。難なし。
押手川~青年小屋:場所により深雪あり。歩くのは難しくはない。下りはチェーンスパイクか簡易アイゼンあったほうが良い
青年小屋~キレット小屋:権現岳の上りと下りが鎖場、長ハシゴあり。難所。登山者多いと時間かかりそう。雪は一切無し。
キレット小屋~赤岳:上りはひたすら岩場。登り始めたらストックは仕舞うこと。グローブ合った方が良い。
赤岳~行者小屋:途中雪面の急斜面を歩く所あり。シリセード出来そうだけどしてる人はいない。アイゼン合った方が良い。
行者小屋~ゲート:ルートの2/3は雪残り、森の中だとやや凍ってる。アイゼンつけてる人は殆どいない。
今回の服装
上半身
ibex(アイベックス) Mens Hooded Indie PewterHeather Sサイズ
メーカー不詳フィッシングベスト
パタゴニアのフーディニ
パタゴニアのナノパフプルオーバー
アウトドアリサーチのヘリウム
下半身
(モンベル)mont-bell ジオラインL.W.トランクス Men's 1107620 BK ブラック S
(モンベル)mont-bell ジオラインL.W.タイツ Men's 1107493 BK ブラック M
ファイントラック(finetrack) ストームゴージュアルパインパンツ男性用 FWM0212 ブラウンオリーブ M
足元
スカルパ SC23011 トリオレプロGTX オレンジ(OR)【ゴアテックス】 オレンジ 43【Mens】
ファイントラック(finetrack) メリノスピンソックスアルパインレギュラー FSU0403 グレーヘザー/オレンジ M
グローブ
作業用天然ゴム背抜きグローブ
ショーワグローブ 【防寒手袋】No282防寒テムレス Lサイズ 1双
着替えとして
(モンベル)mont-bell ジオラインL.W.ハイネックシャツ Men's 1107488 SH/NV シャドウ/ネイビー S
モンベル(mont‐bell) ジオライン クールメッシュ トランクス 男性用 1107416 ブラック BK L
ファイントラック(finetrack) メリノスピンソックスEXPレギュラー FSU0401 ブラックヘザー/ファイア L
服に関しては、最近はどっぷりモンベルにはまってる。特にジオラインのLW。これの肌触りと適度な保温感、通気性が最高。全身LWで包まれたいくらい。今回はHOODED INDIE1枚にベストの状態が多かったけど、少し暑かった。この時期はウールでなく化繊(MWかキャプ2の長袖)がベースで良いのかも。ズボンはストームゴージュアルパインまでは要らなかったか?夜の気温は5℃くらい、ウールインナー+フーディニ+ナノパフで十分だった。
サブバックについては色んなサコッシュやウェストポーチ類を使ったけど、結局最強はフィッシングベスト。コクヨの測量野帳が横に収まるサイズのポケットがあるもの。これが入ると山と高原地図も同じポケットに収まる。
手袋はこの時期はテムレスは防寒じゃなくて良かった。ただの荷物になっていた。
足元はスカルパのトリオレプロが最近ようやく自分の靴になってきた気がする。今更ながらシューレースの締め方が間違っていたようだ。今は上り下りとも快適に歩ける。この時期は防水・ミッドカット以上・適度なシャンク感ありならなんでもいいと思う。ファイブテンのガイドテニーミッドゴアテックスなどのアプローチシューズが一番フィットしそう。
テント・寝具系
幕:ファイントラック(finetrack) ツエルトIIロング 2〜3人用 OD FAG0107
床:SOL(ソル) ヒートシートサバイバルブランケット 12132
マット:THERMAREST(サーマレスト) RidgeRest Solar R 30148
寝袋:モンベル ULダウンハガー#2(旧商品)
寝袋カバー:SOL(ソル) エスケイプヴィヴィ 12416
枕:モンベル(mont-bell) 枕 U.L.コンフォートシステムピロー オレンジブリック 1124290
この時期用の寝袋を新調したいけど、それ以外特に問題なし。ツェルトのガイラインを2mmから3mmに変えようかと。ペグが効かない時のために、四辺に1mほどのガイラインを付けておくこと。
食事、火器、コッフェル類については次の投稿で。
2010年01月13日
2010 0109-11 北八ヶ岳
2010年の1月9日~11日に北八ヶ岳、スノーシュー&ワカン・ハイキングに行ってきました。
国道299号の閉鎖ゲートに車を停め、国道をハイクアップ。麦草峠から雨池~双子池~亀甲池~北横岳~坪庭~五辻~国道、というルート。当初の予定通りピラタスからロープウェイに乗っていたらbeyondx氏に逢っていたかも、です。
初日は絵に描いたような好天。そのため気を良くして見晴らしの良い場所で幕営したら翌日は絵に描いたような曇天。寒さに震えて起きて、きついハイクアップで北横岳を登ったら、ヒュッテから先はこれまた好天。この日は好天・無風で快適な夜で、最終日はこれまた好天。天気に恵まれた三日間でした。

北横岳の山腹から坪庭と縞枯山を望む

まるで月面のような雪の坪庭

双子池の上を歩くmt_hanter氏

雪と木の芸術、”斧断ちの森”

青い空、白い雪!

ジャケット、バックパック、スノーシュー、全て山葵色のnutsclub氏。

今回の幕はMSR"TWINSISTERS"。2泊とも3人での宴会場となったため壮絶な結露ぶり。
国道299号の閉鎖ゲートに車を停め、国道をハイクアップ。麦草峠から雨池~双子池~亀甲池~北横岳~坪庭~五辻~国道、というルート。当初の予定通りピラタスからロープウェイに乗っていたらbeyondx氏に逢っていたかも、です。
初日は絵に描いたような好天。そのため気を良くして見晴らしの良い場所で幕営したら翌日は絵に描いたような曇天。寒さに震えて起きて、きついハイクアップで北横岳を登ったら、ヒュッテから先はこれまた好天。この日は好天・無風で快適な夜で、最終日はこれまた好天。天気に恵まれた三日間でした。

北横岳の山腹から坪庭と縞枯山を望む

まるで月面のような雪の坪庭

双子池の上を歩くmt_hanter氏

雪と木の芸術、”斧断ちの森”

青い空、白い雪!

ジャケット、バックパック、スノーシュー、全て山葵色のnutsclub氏。

今回の幕はMSR"TWINSISTERS"。2泊とも3人での宴会場となったため壮絶な結露ぶり。
2010年01月11日
2009年09月07日
2009 8/29-30 北八ヶ岳 その4
いい加減に締めないと次の記事に進めないので、あっさりと。


中山峠から少し進むと稜線に出る。今回のトレイルで初?の八ヶ岳の主稜線だ。
正面には天狗岳が見える・・・見える? またガスが出てきた。
ここで悩む。今の持ちタイム(朝の約8時半)からすると、天狗岳を登って降りて、
渋の湯11時24分発のバスはかなり微妙だ、間に合うだろうが、初見のトレイルを
走り降りることになるだろう。それではトレイルを楽しめないし、今無理をして天狗岳に
登ってもあのガスの様子では眺望を楽しめそうにない。なら当初の目的に無かった
この登頂はパスしちゃおう、ということで撤収することに。

再び中山峠に。ここでちょっとした計算違いに気づく。コースタイムはさっき悩んだ
稜線上から天狗岳ではなく、この中山峠からのものなのだから、20分は余裕あった
な~、と。まあショウガナイ。

中山峠からの分岐を黒百合平に進むと、じきに現れる黒百合小屋。手前のテン場
からの撮影。この時間(9時前)で残っていたテントは撤収中の女性二人組みの
ものと、奥にステラリッジが一張りのみ。天狗岳から降りてくるのが見えた親子連れ
のかなと推測。女性二人組みも中山峠から天狗岳方面に向かった際にすれ違った
お二人でしたし。


小屋を過ぎてからは、ず~っと岩のトレイル。すれ違う方々から、小屋まであとどれくらい?
とよく聞かれました。明らかに登山者に見えないおばあさんや子供会の方々、若い
お姉さん、とたくさんの人が霧雨の中を登ってきてます。唐沢鉱泉との分岐あたりから
ようやく歩きやすいトレイルに。
この分岐の次の分岐が八方台と唐沢鉱泉と渋の湯の三ツ又になっていて、若いカップル
がそれぞれ二組装備を整え直していました。分岐を超えると下り勾配が増し、一気に
渋の湯の登山口に到着。10時20分。天狗岳をパスしたぶん、ちょうど1時間前に到着
しました。登山口の上にある川の堰の部分に入って身体を洗えないかいろいろ探った
もののルートが見つからずおとなしく登山口に戻ると、温泉宿の本日入浴できます。
800円、ビールもあります、という看板にひっかかり、2軒ある宿のうち、手前の渋ノ湯
ホテルに。

これがまた極めてクラシックな温泉。入った時にちょうど男性二人組みが先に入って
いて三人でパンパンな状態。手前の蓋をしてあるのが40度ほどに加温してある湯船、
奥のが27度ほどの源泉かけながし。蛇口などはなく、湯船からお湯を使って身体を
洗います。とにもかくにも身体を洗い温まりました。

バスの時間まで20分ほどあまり、雨の中でどうしようかなと思案していると、バス券は
渋御殿湯で購入のこと、と書かれていたのが眼にしたので、もう一つの宿、こちらは
立派なほうの渋御殿湯のロビーに入りました。
こちらはたいそうな広さで、お風呂から出たらしい登山者夫婦に湯船について聞くと
このロビーの半分はありそうなかなりの広さらしい、そして料金は同じ800円!
こちらに入っておけば良かった、と後悔しつつ、バス券を購入しフロントにあった自販機
で350円のビール購入。

飲み干して外にでると、ほどなくしてバスが到着。客はゼロでしたが、折り返しでは
僕と先ほどの夫婦と、あと女性一人の登山者が乗り込み出発。山を降りると下界は
この通り、良く晴れた暑い日でした。
茅野駅に到着、悩んだもののあずさの特急券を購入、帰宅の途に。


中山峠から少し進むと稜線に出る。今回のトレイルで初?の八ヶ岳の主稜線だ。
正面には天狗岳が見える・・・見える? またガスが出てきた。
ここで悩む。今の持ちタイム(朝の約8時半)からすると、天狗岳を登って降りて、
渋の湯11時24分発のバスはかなり微妙だ、間に合うだろうが、初見のトレイルを
走り降りることになるだろう。それではトレイルを楽しめないし、今無理をして天狗岳に
登ってもあのガスの様子では眺望を楽しめそうにない。なら当初の目的に無かった
この登頂はパスしちゃおう、ということで撤収することに。

再び中山峠に。ここでちょっとした計算違いに気づく。コースタイムはさっき悩んだ
稜線上から天狗岳ではなく、この中山峠からのものなのだから、20分は余裕あった
な~、と。まあショウガナイ。

中山峠からの分岐を黒百合平に進むと、じきに現れる黒百合小屋。手前のテン場
からの撮影。この時間(9時前)で残っていたテントは撤収中の女性二人組みの
ものと、奥にステラリッジが一張りのみ。天狗岳から降りてくるのが見えた親子連れ
のかなと推測。女性二人組みも中山峠から天狗岳方面に向かった際にすれ違った
お二人でしたし。


小屋を過ぎてからは、ず~っと岩のトレイル。すれ違う方々から、小屋まであとどれくらい?
とよく聞かれました。明らかに登山者に見えないおばあさんや子供会の方々、若い
お姉さん、とたくさんの人が霧雨の中を登ってきてます。唐沢鉱泉との分岐あたりから
ようやく歩きやすいトレイルに。
この分岐の次の分岐が八方台と唐沢鉱泉と渋の湯の三ツ又になっていて、若いカップル
がそれぞれ二組装備を整え直していました。分岐を超えると下り勾配が増し、一気に
渋の湯の登山口に到着。10時20分。天狗岳をパスしたぶん、ちょうど1時間前に到着
しました。登山口の上にある川の堰の部分に入って身体を洗えないかいろいろ探った
もののルートが見つからずおとなしく登山口に戻ると、温泉宿の本日入浴できます。
800円、ビールもあります、という看板にひっかかり、2軒ある宿のうち、手前の渋ノ湯
ホテルに。

これがまた極めてクラシックな温泉。入った時にちょうど男性二人組みが先に入って
いて三人でパンパンな状態。手前の蓋をしてあるのが40度ほどに加温してある湯船、
奥のが27度ほどの源泉かけながし。蛇口などはなく、湯船からお湯を使って身体を
洗います。とにもかくにも身体を洗い温まりました。

バスの時間まで20分ほどあまり、雨の中でどうしようかなと思案していると、バス券は
渋御殿湯で購入のこと、と書かれていたのが眼にしたので、もう一つの宿、こちらは
立派なほうの渋御殿湯のロビーに入りました。
こちらはたいそうな広さで、お風呂から出たらしい登山者夫婦に湯船について聞くと
このロビーの半分はありそうなかなりの広さらしい、そして料金は同じ800円!
こちらに入っておけば良かった、と後悔しつつ、バス券を購入しフロントにあった自販機
で350円のビール購入。

飲み干して外にでると、ほどなくしてバスが到着。客はゼロでしたが、折り返しでは
僕と先ほどの夫婦と、あと女性一人の登山者が乗り込み出発。山を降りると下界は
この通り、良く晴れた暑い日でした。
茅野駅に到着、悩んだもののあずさの特急券を購入、帰宅の途に。
2009年09月03日
2009 8/29-30 北八ヶ岳 その3
寝ぼけているとテントの外で会話が聞こえる。時計を見ると2時だった。
彼らは有言実行していた!
実は自分もそれに便乗すれば赤岳方面に美濃戸口までいけちゃうかな、
なんて思ってたけど、ツインシスターズを叩く雨の音に、「若者たちよ、
頑張れよ」と呟いて二度寝に入ったのである。

で、きっかり6時くらいまで寝てしまい、目覚める。おっ、雨やんでるジャン。

一晩中降った雨で、結露は心配及ばずぬれてはいるものの、テント内で降るような
ことはなし。でも外はさすがに良く濡れていた。それと小さな虫がびっしり。

池を見に行くと、ガスってはいるけれど、これからの晴れを予感させてくれていた


朝食はダージリンティーラテのみ。誰かさんのパクリですが、食事自体は動きだして
からにすれば良いと思ったので飲み物だけですませる。
今回のクッカーはEPIのバックパッカーズSサイズ。その中にガス缶とPRIMUS-153。
スノピの450MLマグでは豚の角煮を温められないので、最小アルコールストーブセットは
断念しました。飲み物用にスノピの300MLシングルチタンマグ。ナルゲンボトルは
ARTSPORTSの日比谷店オープン記念でいただいたもの。

ティーラテを飲みながら撤収作業をして7時に出発。当初は縞枯山・蓼科方面にいく
はずだったのですが、マッパレになってきたので、にゅう・天狗岳に向かい、南八つ
の山々が見たくなったのです。でにゅう方面に向かうために、池の東岸経由で南下。

すばらしく青い池。


池を離れ、緩やかな登りのトレイル(写真がない!)をしばらく歩くと、湿原にでます。
これを抜け、フラットなトレイルをしばらく歩くと、徐々ににゅうにむけて本格的な登りに。
下の写真はこれでもトレイルです。判りづらい。


しばらく登り、ようやく”にゅう”に到着! すると左側の稜線から猛然とガスがあがって
きました。残念。何も見えなくなってしまったものの、途切れたくれたので、これから
むかう中山峠・天狗岳方面を写す。2枚目は振り返ってにゅうの先端を撮ってみた。
ここからしばらくはフラット基調のトレイル。今日はじめてハイカーに遭った!その人は
昨日同じあずさで斜め後ろに乗っていて、たしか麦草峠行きのバスに乗ったはずの
人だった。なぜにここですれ違う? と頭の中がクエスチョンで一杯になる。




ともあれ、フラット基調のトレイルをどんどん進む。この辺はダブルストックで走るというよりも
ノルディックウォーキングの速歩という感じで、分岐の中山峠に到着。
いざとなったらここに引き返し、黒百合経由でバス停の渋の湯に帰るのが今日のルート。
ここから天狗岳にピストンでいってここに戻るか、天狗岳から直接黒百合のルートか、
で肝心な話しだけど、もってきた地図は中山峠で終わってる。駅前の観光案内所で
もらったイラストマップのみ。それだけでも読み直しておけば良かった・・・
*** 今日はここまで ***

彼らは有言実行していた!
実は自分もそれに便乗すれば赤岳方面に美濃戸口までいけちゃうかな、
なんて思ってたけど、ツインシスターズを叩く雨の音に、「若者たちよ、
頑張れよ」と呟いて二度寝に入ったのである。

で、きっかり6時くらいまで寝てしまい、目覚める。おっ、雨やんでるジャン。

一晩中降った雨で、結露は心配及ばずぬれてはいるものの、テント内で降るような
ことはなし。でも外はさすがに良く濡れていた。それと小さな虫がびっしり。

池を見に行くと、ガスってはいるけれど、これからの晴れを予感させてくれていた


朝食はダージリンティーラテのみ。誰かさんのパクリですが、食事自体は動きだして
からにすれば良いと思ったので飲み物だけですませる。
今回のクッカーはEPIのバックパッカーズSサイズ。その中にガス缶とPRIMUS-153。
スノピの450MLマグでは豚の角煮を温められないので、最小アルコールストーブセットは
断念しました。飲み物用にスノピの300MLシングルチタンマグ。ナルゲンボトルは
ARTSPORTSの日比谷店オープン記念でいただいたもの。

ティーラテを飲みながら撤収作業をして7時に出発。当初は縞枯山・蓼科方面にいく
はずだったのですが、マッパレになってきたので、にゅう・天狗岳に向かい、南八つ
の山々が見たくなったのです。でにゅう方面に向かうために、池の東岸経由で南下。

すばらしく青い池。


池を離れ、緩やかな登りのトレイル(写真がない!)をしばらく歩くと、湿原にでます。
これを抜け、フラットなトレイルをしばらく歩くと、徐々ににゅうにむけて本格的な登りに。
下の写真はこれでもトレイルです。判りづらい。


しばらく登り、ようやく”にゅう”に到着! すると左側の稜線から猛然とガスがあがって
きました。残念。何も見えなくなってしまったものの、途切れたくれたので、これから
むかう中山峠・天狗岳方面を写す。2枚目は振り返ってにゅうの先端を撮ってみた。
ここからしばらくはフラット基調のトレイル。今日はじめてハイカーに遭った!その人は
昨日同じあずさで斜め後ろに乗っていて、たしか麦草峠行きのバスに乗ったはずの
人だった。なぜにここですれ違う? と頭の中がクエスチョンで一杯になる。




ともあれ、フラット基調のトレイルをどんどん進む。この辺はダブルストックで走るというよりも
ノルディックウォーキングの速歩という感じで、分岐の中山峠に到着。
いざとなったらここに引き返し、黒百合経由でバス停の渋の湯に帰るのが今日のルート。
ここから天狗岳にピストンでいってここに戻るか、天狗岳から直接黒百合のルートか、
で肝心な話しだけど、もってきた地図は中山峠で終わってる。駅前の観光案内所で
もらったイラストマップのみ。それだけでも読み直しておけば良かった・・・
*** 今日はここまで ***



2009年09月01日
2009 8/29-30 北八ヶ岳 その2

午後2時からの遅いランチ。豚の角煮に白いご飯、ビール(発泡酒)も500ml飲んでしまえば
お腹はパンパンだ。どう見ても視線の先はガスっていることもあって、にゅうを巡るトレイル
ランはあっさり中止。のんびりと池で過ごすことにした。

先ほどは高見岩から降りてきて、白駒池の西岸を周遊。こんな洒落た白駒荘なんて
前を通ったので、今度は青苔荘から池の東岸を歩いて見る。

東岸にはこんな光景が広がっている。大きな石の間から伸びた木から散った葉などで
石の上に養分がのり苔などが広がっていくのだろう。

ちょうど青苔荘の反対側で後ろからすごく速いスピードで近づいてくる人の気配を
感じ振り返ると、ノルディックウォーキングをしている外人さん男性だった。スピードは
軽快だったが、標識が日本語オンリーで彼には読めず、困っていたので教えて
あげる。白駒池の国道沿い駐車場に戻りたいと言うのでお安い御用と説明。

一周して一段落したので読書タイム。しかし「灰色の北壁」なんて何でこんなの
持ってきたんだろう。
なかなかお腹が空かないのでずっと読書。ランチ中にもう一組、同世代のカップル
がきて、一番乗りの方の近くにテントを張ったので現在自分を入れて3組。
あとはnut'sさんがこれるか、nozueさんが来れるか。
陽も落ちた夜の6時半。何人かのヘッドライトが。トレイルランのウェアに身を
固めた男性3人女性1人の若いグループでした。僕より更に奥の場所に設営開始。
なんと全員がツェルトで一人を除き初張り。えらく苦戦、たしか1時間以上。

もう陽もとっくに落ちたためこちらもテント内に。入り口を空け、蚊取り線香を
たいています。ずっと切らさずにたいていたため、虫は少なかったですが、荷物
などがいぶされました。

ブラックダイヤモンド・オービットを上から下げ、照明に。十分すぎる明るさ。
ホットワインを作るつもりだったけど、そんなに寒くなかったので、砂糖やら
シナモンやら入れたら悪酔いしそうとのことでストレートにいただいてます。
酒のあてはハモンセラーノとカマンベール。パスタを茹でるはずが、不要に
なりました。
小雨が降ったりやんだりでしたが、夜8時過ぎから本格的な雨。閉じなくても
良かったのですが、これでテントを閉め完全な引きこもり。誰かが到着しても
対応できない状態になってしまいました。若者たちの明日2時始動、なんて
声を聞きながらこちらは眠りに落ちて行きます zzz




2009年08月31日
2009 8/29-30 北八ヶ岳 その1
8月29日(土)~30日(日)の北八ヶ岳レポです。
5時19分の電車で行くはずが寝坊。やむなく7時半のあずさに変更。新宿に16分に
つくと、18分発の臨時あずさが、あわてて飛び乗りました。弁当忘れ買う暇もなかった
ので車内販売でサンドイッチ購入。がたいのよい男性なんですが化粧をした販売員
さんでした。
茅野駅に到着後、バス券を購入。あずさの中であまりの好天に本当に崩れるのか
疑問になりツイッタで最新情報を求めたところulgoodsさん!が教えてくれました。
前線が長野新潟県境にあり北八つは昼ごろとのこと。その通りか茅野に近づくに連れ
雲が増加。雲が黒かったらバスで麦草峠まで行ってしまおうかと思ったけれど、茅野
到着時はまだ白く高かったので予定通り渋の湯行きを購入。
時間まで駅ビルをぶらぶら。家に忘れたリッツを買おうと思ったけど3パック入りの最も
大きいタイプしかなかったので残念。あずさの中ですぐそばにいた方がビールを買って
たので、「それだ!」と思い自分も500ml缶購入。やがて渋の湯行きやピラタス行き
美濃戸口行きなどが順次到着、出発となりました。
渋の湯行きのバスは登山者は自分を含め男性ソロ3組、女性二人組み、男性二人と
女性三人のグループでした。聞くとこのグループは黒百合泊まりでいければ今日の
うちに天狗岳に登りたいとのこと、男性ソロの一人はオーレン小屋泊まり、もう一人は
聞けませんでした。
渋の湯着後、それぞれ装備を整え出発、登山道に入るとすぐに黒百合方面と白駒池
方面に分かれるのですが、全員が黒百合方面、ああ、そうですか。でも翌日黒百合方面
から下ったのですが、圧倒的に白駒池方面のトレイルの方が楽だし楽しいです。

渋の湯に流れ込む沢を越えるといよいよトレイルが始まります。ワクワクです。

しばらく感じの良い樹林帯を歩き、そこを抜けると、賽の河原に到着。
ルート上にもってこタオルが落ちてました。放置しておいてもぼろぼろになる
だけだし拾って活用することに。

賽の河原を抜けると、再び感じの良い樹林帯。苔むす森は空気がうまい。

高見岩小屋に到着。白駒池や麦草峠の駐車場に停めた観光客の来る最も
遠い場所がここか、賑わっていました。
岩の上に登ったりしたあと、トレイルに復帰。すると麦草峠行きのバスに乗って
いたソロ山ガールにすれちがったのでご挨拶。通り過ぎて数分、トレイル上に
お茶のペットボトルが落ちてました。これも拾います。

白駒池に近づくと木道が登場。

池に到着。到着と前後して一気にガスが。敬愛するアンゲロプロス監督も撮り
そうな霧の光景です。


小屋の親父に挨拶してテン泊代650円を払う。土のサイトと板のサイトがあって
板の方が高いけど、ツインシスターズは逆に板じゃ張れない(笑)
先にテントを張っていたのは一組のカップルだけで一番上の見晴らしの良さそうな
ところに。自分は中段下の奥の方で決定。今にも雨が降りそうなので、半分は木の
下になりそうなところに。さっとツインシスターズを張って、中に荷物を広げます。

2時過ぎにやっとランチ。松屋銀座地下のローマイヤーで購入した豚の角煮を
温め。見た目はぱっとしませんが、ウマー!! でも一人では量が多かった。
** 今日はここまで **

5時19分の電車で行くはずが寝坊。やむなく7時半のあずさに変更。新宿に16分に
つくと、18分発の臨時あずさが、あわてて飛び乗りました。弁当忘れ買う暇もなかった
ので車内販売でサンドイッチ購入。がたいのよい男性なんですが化粧をした販売員
さんでした。
茅野駅に到着後、バス券を購入。あずさの中であまりの好天に本当に崩れるのか
疑問になりツイッタで最新情報を求めたところulgoodsさん!が教えてくれました。
前線が長野新潟県境にあり北八つは昼ごろとのこと。その通りか茅野に近づくに連れ
雲が増加。雲が黒かったらバスで麦草峠まで行ってしまおうかと思ったけれど、茅野
到着時はまだ白く高かったので予定通り渋の湯行きを購入。
時間まで駅ビルをぶらぶら。家に忘れたリッツを買おうと思ったけど3パック入りの最も
大きいタイプしかなかったので残念。あずさの中ですぐそばにいた方がビールを買って
たので、「それだ!」と思い自分も500ml缶購入。やがて渋の湯行きやピラタス行き
美濃戸口行きなどが順次到着、出発となりました。
渋の湯行きのバスは登山者は自分を含め男性ソロ3組、女性二人組み、男性二人と
女性三人のグループでした。聞くとこのグループは黒百合泊まりでいければ今日の
うちに天狗岳に登りたいとのこと、男性ソロの一人はオーレン小屋泊まり、もう一人は
聞けませんでした。
渋の湯着後、それぞれ装備を整え出発、登山道に入るとすぐに黒百合方面と白駒池
方面に分かれるのですが、全員が黒百合方面、ああ、そうですか。でも翌日黒百合方面
から下ったのですが、圧倒的に白駒池方面のトレイルの方が楽だし楽しいです。

渋の湯に流れ込む沢を越えるといよいよトレイルが始まります。ワクワクです。

しばらく感じの良い樹林帯を歩き、そこを抜けると、賽の河原に到着。
ルート上にもってこタオルが落ちてました。放置しておいてもぼろぼろになる
だけだし拾って活用することに。

賽の河原を抜けると、再び感じの良い樹林帯。苔むす森は空気がうまい。

高見岩小屋に到着。白駒池や麦草峠の駐車場に停めた観光客の来る最も
遠い場所がここか、賑わっていました。
岩の上に登ったりしたあと、トレイルに復帰。すると麦草峠行きのバスに乗って
いたソロ山ガールにすれちがったのでご挨拶。通り過ぎて数分、トレイル上に
お茶のペットボトルが落ちてました。これも拾います。

白駒池に近づくと木道が登場。

池に到着。到着と前後して一気にガスが。敬愛するアンゲロプロス監督も撮り
そうな霧の光景です。


小屋の親父に挨拶してテン泊代650円を払う。土のサイトと板のサイトがあって
板の方が高いけど、ツインシスターズは逆に板じゃ張れない(笑)
先にテントを張っていたのは一組のカップルだけで一番上の見晴らしの良さそうな
ところに。自分は中段下の奥の方で決定。今にも雨が降りそうなので、半分は木の
下になりそうなところに。さっとツインシスターズを張って、中に荷物を広げます。

2時過ぎにやっとランチ。松屋銀座地下のローマイヤーで購入した豚の角煮を
温め。見た目はぱっとしませんが、ウマー!! でも一人では量が多かった。
** 今日はここまで **


2009年08月24日
【告知】 Tent session in 北八ヶ岳 白駒池
ツイッターでは案内してますが、今週末の8月29日~30日に北八ヶ岳の白駒池湖畔にある青苔荘でキャンプ・オフをします。

■8月29日(土)
新宿駅発:7時30分 あずさ3号
茅野駅着:9時51分
茅野駅発:10時15分 諏訪バス
渋ノ湯着:11時05分
渋ノ湯発:11時15分 トレイル
賽の河原着:12時45分
高見石小屋着:13時25分
白駒池青苔荘着:14時10分
受付後、ランチ
ランチ後、湖畔の散策、または「にゅう」を巡るトレイルラン
夕食、宴会
■8月30日(日)
朝食
白駒池青苔荘発:6時50分
麦草峠着:7時30分
茶臼山着 8時35分
縞枯山着:9時20分
縞枯山発: 9時50分
麦草峠着:11時15分
麦草峠発:11時45分 諏訪バス
茅野駅着:12時53分
茅野駅発:13時25分 あずさ18号
新宿駅着:15時37分
解散、または反省会兼飲み会
さくっと叩き台のコースを作ってみました。 ※ これは僕が考えているルートなだけで、車やwander-zさんのように自転車で麦草峠へ来ていただいても大歓迎、二日目も渋ノ湯方面に抜けても、ピラタス蓼科ロープウェイで下山されても、何でもありです。

■8月29日(土)
新宿駅発:7時30分 あずさ3号
茅野駅着:9時51分
茅野駅発:10時15分 諏訪バス
渋ノ湯着:11時05分
渋ノ湯発:11時15分 トレイル
賽の河原着:12時45分
高見石小屋着:13時25分
白駒池青苔荘着:14時10分
受付後、ランチ
ランチ後、湖畔の散策、または「にゅう」を巡るトレイルラン
夕食、宴会
■8月30日(日)
朝食
白駒池青苔荘発:6時50分
麦草峠着:7時30分
茶臼山着 8時35分
縞枯山着:9時20分
縞枯山発: 9時50分
麦草峠着:11時15分
麦草峠発:11時45分 諏訪バス
茅野駅着:12時53分
茅野駅発:13時25分 あずさ18号
新宿駅着:15時37分
解散、または反省会兼飲み会
さくっと叩き台のコースを作ってみました。 ※ これは僕が考えているルートなだけで、車やwander-zさんのように自転車で麦草峠へ来ていただいても大歓迎、二日目も渋ノ湯方面に抜けても、ピラタス蓼科ロープウェイで下山されても、何でもありです。