2009年01月13日
2009 1/11-1/12 長沢背陵・川乗山
二日目のダイジェスト
酉谷山避難小屋~七跳山 所要43分44秒(コースタイム50分)

石尾根方面を望む。
朝食は、お湯を沸かして、またしてもトック(韓国もち)を投入したフリーズドライの鮭かゆ。残ったトックを景気よく全部入れる。それを食べている間にお湯を沸かし、粉末のチャイ2袋分をテルモスに投入。本日の行動用とする。
きれいに片付けると各人のペースで6時半ごろに出発。僕は平坦な縦走路を走って七跳山を目指す。

七跳山の前後でよく登場する木段。

陽のあたらないこんなルートでは、大体-8℃くらい。
七跳山~一杯水避難小屋 所要1時間29分29秒(コースタイム1時間10分)
七跳山の東鞍部に到着すると、荷物を背負ったままトレースのない山頂へ。途中明らかに鹿どころではない大きさの謎の足跡などを辿りながら七跳山山頂へ。段々怖くなり「森のくまさん」などを歌いながら、年末のコースを辿ります。
ピークの尾根上にバックをおろし(上手く藪をつかい着雪せず)、前回下りた斜面を下ります。

こんな広い斜面のどこを探せばよいと言うのか。
結局見つけることが出来ずに徒労に終わりながら、七跳山を下山する。

陽が出てくると気分が高揚する。-5℃くらい。
ちなみにウェアリングは、ベースにファイントラックのフラッドラッシュ・スキンメッシュ半袖、上にパタゴニアのキャプリーンMW。その上にレインシャドー・ジャケットの3枚。これで十分。下半身はノースフェイスのボクサーの上にユニクロのヒートテック・タイツとファイントラックのストームゴージュ・アルパインパンツでしたが、これは二日間を通じてオーバースペック。ミッドにはパタゴニアのキャプリーン2くらいの通気性の優れたタイツの方がベターだと思う。
休憩5分44秒

一杯水避難小屋。つららができていた

中は綺麗に片付けられていた
一杯水避難小屋~蕎麦粒山 所要60分39秒(コースタイム1時間20分)

一杯水の小屋から蕎麦粒山方面に数分歩いたところにある水場。完全に枯渇。
蕎麦粒山下に到達すると、山と高原50000分の1地図にも記されている巻道が積雪でノートレースになっていた。人柱になる案は思い浮かばず、すなおに登頂。

山頂につくと一人の青年が先着していた。昨夜は川乗山山頂でテント泊したとのこと。写真を一枚撮ってもらう。
蕎麦粒山~日向沢の峰 所要43分44秒(コースタイム40分)

蕎麦粒山山頂からは防火帯がスキー場のゲレンデのように伸びている。下りきると登り返しの小ピークがあり、その先にツインピークな川乗山が見える。


尾根上の鞍部、雪が吹き溜まりやすいところ。膝下くらいまである。

一杯水避難小屋から4.9km。蕎麦粒山からなら1.7km。
踊平へは1km。川苔山(川乗山)へは3km。 日向沢の峰、南峰近くの地点。
日向沢の峰~踊平 所要26分27秒(コースタイム20分)

日向沢の峰からの蕎麦粒山巻道。こちら側も人間のトレースがない。


日向沢の峰からの眺望。

踊平に向けて。だいぶ雪が減ってきた。

川乗山と歩く予定の手前の尾根がよく見渡せる。
踊平~曲ヶ谷北峰 所要44分02秒(コースタイム50分)

踊平の標識。平坦で雪がない。

3頭の鹿がこっちをみているところ。僕が通り過ぎるまで、ず~っとこちらを見ていた。皆まるまると太り、もし突進してきたら僕は尾根から簡単に転落してしまうだろう、なんてびびりながら歩く。
曲ヶ谷北峰~鳩ノ巣駅 所要1時間35分56秒(コースタイム2時間)

曲ヶ谷北峰の分岐?いまいち自信なし。ここから川乗山をまくまでノートレースを歩く。あるのは鹿のトレースのみでした。

この辺もかなりうら寂しい。

鳩ノ巣駅からの直登で川乗山の登山口分岐を過ぎたあたりから、日帰りハイカーやどこかからの縦走者をみかけるようになる。この登山口を過ぎてからは、かなり歩きやすくなり、下りということもあって基本的に全走り。標高1000mを切ってからアイゼンを外す。
酉谷山避難小屋~七跳山 所要43分44秒(コースタイム50分)
石尾根方面を望む。
朝食は、お湯を沸かして、またしてもトック(韓国もち)を投入したフリーズドライの鮭かゆ。残ったトックを景気よく全部入れる。それを食べている間にお湯を沸かし、粉末のチャイ2袋分をテルモスに投入。本日の行動用とする。
きれいに片付けると各人のペースで6時半ごろに出発。僕は平坦な縦走路を走って七跳山を目指す。
七跳山の前後でよく登場する木段。
陽のあたらないこんなルートでは、大体-8℃くらい。
七跳山~一杯水避難小屋 所要1時間29分29秒(コースタイム1時間10分)
七跳山の東鞍部に到着すると、荷物を背負ったままトレースのない山頂へ。途中明らかに鹿どころではない大きさの謎の足跡などを辿りながら七跳山山頂へ。段々怖くなり「森のくまさん」などを歌いながら、年末のコースを辿ります。
ピークの尾根上にバックをおろし(上手く藪をつかい着雪せず)、前回下りた斜面を下ります。
こんな広い斜面のどこを探せばよいと言うのか。
結局見つけることが出来ずに徒労に終わりながら、七跳山を下山する。
陽が出てくると気分が高揚する。-5℃くらい。
ちなみにウェアリングは、ベースにファイントラックのフラッドラッシュ・スキンメッシュ半袖、上にパタゴニアのキャプリーンMW。その上にレインシャドー・ジャケットの3枚。これで十分。下半身はノースフェイスのボクサーの上にユニクロのヒートテック・タイツとファイントラックのストームゴージュ・アルパインパンツでしたが、これは二日間を通じてオーバースペック。ミッドにはパタゴニアのキャプリーン2くらいの通気性の優れたタイツの方がベターだと思う。
休憩5分44秒
一杯水避難小屋。つららができていた
中は綺麗に片付けられていた
一杯水避難小屋~蕎麦粒山 所要60分39秒(コースタイム1時間20分)
一杯水の小屋から蕎麦粒山方面に数分歩いたところにある水場。完全に枯渇。
蕎麦粒山下に到達すると、山と高原50000分の1地図にも記されている巻道が積雪でノートレースになっていた。人柱になる案は思い浮かばず、すなおに登頂。
山頂につくと一人の青年が先着していた。昨夜は川乗山山頂でテント泊したとのこと。写真を一枚撮ってもらう。
蕎麦粒山~日向沢の峰 所要43分44秒(コースタイム40分)
蕎麦粒山山頂からは防火帯がスキー場のゲレンデのように伸びている。下りきると登り返しの小ピークがあり、その先にツインピークな川乗山が見える。
尾根上の鞍部、雪が吹き溜まりやすいところ。膝下くらいまである。
一杯水避難小屋から4.9km。蕎麦粒山からなら1.7km。
踊平へは1km。川苔山(川乗山)へは3km。 日向沢の峰、南峰近くの地点。
日向沢の峰~踊平 所要26分27秒(コースタイム20分)
日向沢の峰からの蕎麦粒山巻道。こちら側も人間のトレースがない。
日向沢の峰からの眺望。
踊平に向けて。だいぶ雪が減ってきた。
川乗山と歩く予定の手前の尾根がよく見渡せる。
踊平~曲ヶ谷北峰 所要44分02秒(コースタイム50分)
踊平の標識。平坦で雪がない。
3頭の鹿がこっちをみているところ。僕が通り過ぎるまで、ず~っとこちらを見ていた。皆まるまると太り、もし突進してきたら僕は尾根から簡単に転落してしまうだろう、なんてびびりながら歩く。
曲ヶ谷北峰~鳩ノ巣駅 所要1時間35分56秒(コースタイム2時間)
曲ヶ谷北峰の分岐?いまいち自信なし。ここから川乗山をまくまでノートレースを歩く。あるのは鹿のトレースのみでした。
この辺もかなりうら寂しい。
鳩ノ巣駅からの直登で川乗山の登山口分岐を過ぎたあたりから、日帰りハイカーやどこかからの縦走者をみかけるようになる。この登山口を過ぎてからは、かなり歩きやすくなり、下りということもあって基本的に全走り。標高1000mを切ってからアイゼンを外す。
2009年01月13日
2009 1/11-1/12 秩父・長沢背陵
一日目、ダイジェスト
駒込発 6:36 山手線
池袋着 6:43
池袋発 6:50 西武特急ちちぶ
西武秩父着 8:13
~徒歩移動~
お花畑発 8:24 秩父鉄道
白久 8:42
車内から見る武甲山。久しく登っていません。
昭和の香り漂う白久駅。無人で通りすぎようとしたら、骸骨みたいな駅員が引き戸を開けて切符を要求。
白久駅~登山口とりつき間 所要21分45秒 (コースタイム30分)
登山口~熊倉山頂 (谷津川林道コース) 所要2時間59分4秒 (コースタイム3時間)
休憩6分
熊倉山頂~小黒 所要2時間43分14秒
小黒~酉谷山山頂 所要40分45秒 (熊倉からの累計3時間23分59秒、コースタイム3時間)
酉谷山山頂~酉谷山避難小屋 所要24分50秒
合計行動時間:7時間15分55秒
獲得標高:1855m
行動食
バランスアップ クリーム玄米ブラン いちご味1袋
フルーツケーキ 1切れ
水300ml、お茶150ml
熊倉山登山道に入ってすぐ、営林関係者と思われるトレースが消えてから、その後は山頂まで鹿のトレースのみ。城山コース同様にうんざりする登りもあるが、こちらのコースの方が楽しめる。山頂真下に幕営適地あり。
登り始めて間もない地点、でも鹿のトレースのみ
秩父の町を振り返る
朽ち果てた営林小屋跡
コースが北側に入り陰となると、ひたすら雪・雪・雪。
熊倉山頂直下の幕営適地
山頂で城山コースから酉谷山に向けてトレース発見。おそらく今日のものと思われ、こんなコースを歩く人間が他にもいるのか、と驚く。なお山頂での休憩時間は休憩というよりブログ記事を投稿しようとして苦戦した時間。
酉谷山に向けては結構快適な道。始めのうちは何故これが破線なのか、疑問。10mくらいのアップダウンがある小さなピークがつぎつぎとあるが、笑顔でこなせる範囲。途中、スキップしたくなる並木道や幕営したくなる広場もある。
が小黒に近づき、ヤマケイ地図でも不明瞭とかかれている部分で先行者のトレースが突然消え、今まであったピンクや赤のテープも消える。しばらく彷徨い、なんとかルートに復帰。この辺は熊の痕跡が多く、冬でも活動しているのか、おっかなびっくり進む。
小黒北面の斜面は雪の量が半端ではなく腰くらいまである。アイゼンだけなのでつぼ足行動だが、コレだけ斜面があり、また雪下の地面も相当な不整地の用で難儀な歩行を強いられる。カンジキかワカンが欲しいと思った区間。
なんとか小黒山頂着(実は地図を見直すまで酉谷山山頂だと思っていた)、そこから下り登り返す。
酉谷山山頂に到着した時には、午後3時を過ぎ、陽も落ちかけ寒さが増している。性も根も尽き果て、なんとか下山。よれよれで避難小屋に鳥さんがいないかと覗くが、いない。男性4人が先着。動く元気がなく僕のスペースを作ってもらい、今日はここに投宿することにする。
(続き)
先着のうち3人組が雲取避難小屋からの縦走組。そして単独者が例の熊倉山からの先行者でした。話を聞くと、秩父鉄道沿いの道の駅に車をデポしてその近くから取り付き、三角点を攻めてから熊倉山の城山コースに入り、昨晩は熊倉山の下で幕営していたとのこと。つっこんで話をすると秩父のあちらこちらにいかれていてマニアックな方でした。
そうこうするうちに東日原から天祖山経由で来た単独者が到着。計6名で満員御礼。各人がマットを敷くとびっしりです。まだ午後4時ですが、夕食の始まり。両側で轟々とガスバーナーが火を放つ中で侘しくトランギア・アルコールストーブに着火。
今晩の献立は、最初に
お湯を沸かし、沸きかけでトック(韓国もち)を投入。これは茹で易く、煮崩れしないので便利です。沸いたところでフリーズドライの卵スープを溶かして完成。とりあえず温かい物でエネルギーを補給。
その後、焼酎をちびりちびりやりながら、お湯を沸かし、ミニサイズのチキンラーメンを投入し酒のつまみに。それが食べ終わった後、水を追加して沸かし、フリーズドライの五目炊き込みご飯とフリーズドライの豚汁を作成。
だいぶ暖かくなってきたので、焼酎お湯割りでなく、シャーベット状になった水を投入して水割りにしながら夕食を頂きます。
陽は既に5時前に落ち、各人の夕食も6時前には終わったところで各組毎にバタバタと就寝。夜中の12時に一度目が覚めましたが寝なおして5時起床。実に11時間睡眠がとれ、昨晩のストレッチ不足も何のその。すっきりとした朝が迎えられたのでした。